2019年4月18日木曜日

『いつか君の花明かりには』福岡県八女市での上映会


今日は福岡県八女市主催の「防災研修会」にて、『いつか君の花明かりには』の上映と防災講演でした。八女の防災リーダーの皆さまなど、400名ほどの方に観ていただきました。ご来場くださった皆さま、ご招待くださった関係者の皆さま、ありがとうございました!


 日本有数のお茶処である八女市は、平成24年7月の九州北部豪雨により壊滅的な被害を受けました。道路などの早急な復旧とともに、避難所の見直し・ハザードマップの作り直し・自主防災組織の強化・消防団の再編成など、次々と「次の災害に備えるため」の対策が実施されるなど行政側の防災意識がとても高く、私自身とても勉強になりました。今日のイベント冒頭の市長のご挨拶にも、市民の命は絶対守るという決意と、危機意識の共有がしっかりと言葉に刻まれていました。それでもやはり、市民の皆さんは時間の経過とともに防災意識を保つことの難しさも感じておられるようです。今日の上映と講演が、少しでも八女市の防災のお役に立てたら本当に嬉しいです!

 平成24年7月の豪雨から約7年。八女の街で見かけた下校中のかわいい新1年生たちはその災害を知りません。それを知っている年長の子どもたちが年下の子どもたちに伝えられることもたくさんあります。講演では、そんな子どもたちを地域で育てていただけるよう、皆さんにお願いしました。


 数日前に初摘みされたばかりの美味しい美味しい新茶もいただきました!新茶の爽やかさと、優しい八女の皆さまからいただいた爽やかさを持って東京に帰ります。

やまざきひかる