2019年6月18日火曜日

岩手日報にご掲載いただきました!

先日の奥州市上映について、昨日の岩手日報にご掲載いただきました。ありがとうございます!よろしければご覧ください。

2019年6月16日日曜日

次の世代へ!『いつか君の花明かりには』岩手県奥州市での上映


 メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の故郷、岩手県奥州市に来ています。旧衣川村地区にある「北股地区センター」にて『いつか君の花明かりには』の上映会でした。地域の防災訓練の中での上映に呼んでくださった北股地区振興会の関係者の皆さま、そして大雨の中上映会に来てくださった70名ほどの皆さま、ありがとうございました。とても温かい雰囲気の中、防災訓練と上映会が開催されました。

 
 ここは11年前に発生した『岩手・宮城内陸地震』の震源(それまで未知だった活断層)にほど近く、大変な被害があった場所です。そのため住民の皆さんの防災意識は高いほうだということですが、やはり時間が流れるにつれその意識を保ち続けること、そして次の世代へ受け継いでいくことの難しさも感じておられるようです。そんな折、公式サイトから上映のご相談をいただき、今日実現しました。主催者の方からは、映画出演者の皆さんのメッセージが心に届いて自然と涙が出そうになった、また大切な人のためにできることから少しずつでも行動すべきことを感じたとお聞きすることができました。住民の皆さんに伝えたかったメッセージととてもリンクしていて、まさに「ど真ん中ストライク」な内容だったと言っていただきました!そんな熱い想いから大きな刺激をいただきました。
 
 10年20年と月日が経つと災害経験者の方も齢を重ね、災害を知らない世代への経験の継承が課題となってきます。この映画はそのような課題を抱える地域でもお役に立つことができそうです。今日の上映会が、北股地区のさらなる防災力の向上に少しでも貢献できれば本当にうれしいです。先述の主催者の方も、今後の地域の防災活動、消防団の活動へのヒントがいっぱい詰まっていたと言ってくださいました。また一つ、種を蒔くことができたかな。。温かい防災の花明かりが、ここからも広がっていきますように!

『星空日本一』に選ばれた衣川⭐︎⭐︎⭐︎今度は星を見に来ますね!

2019年6月7日金曜日

学生から学生へ


 昨日、東京農業大学とICUにて、『いつか君の花明かりには』の学生団体主催上映会が開催されました。この上映会は、今も継続して東北支援の活動を行ない、また「同世代の学生に防災を伝えたい」という同じ想いを持つ2つの大学の2つの学生団体〔農大復耕支援隊〕と〔Learn to Change〕の主催により協同開催されたものです。上映会実現に向けて、忙しい学業の合間を縫ってみんな本当に一生懸命準備してくれました。そんな学生のみんなと、様々な形で彼らを支えてくださった皆様に心から感謝しております!

 そして当日、どちらの会場もとても良い雰囲気で上映会が行われました。たくさんの学生、そして卒業生や地域の大人たちが観に来てくださいました。時おり涙も見せながら映画を観たり講演を聞いてくださったりしている姿からも、映画出演者の方の言葉を受け取って心に刻んでくださったことを感じることができました。この場所から広がっていく防災の花明かりが確実にあることを、心から確信できました。そしてそれを切に願っています。

 学生から学生へ。

 大切な人を守ることができる大きな力を持っている若者たちにも伝えたい、「いつはな」を観てほしいと、いつも願いながら活動しています。でも自分ではなかなかその機会を作ることができません。今回はその素晴らしい機会になりました!主催してくれた一人の学生は「自分が防災の活動を始めたきっかけはこの映画でした」と言ってくれています。そんな若者たちがこれからも一人でも多く生まれますように…。


 『いつか君の花明かりには』は主催してくださる方の存在があって、はじめて上映することができます。そして一緒に花明かりのキッカケの種を蒔くことができます。昨年7月より上映を開始した「いつはな」は、全国で56回の上映が行なわれて7000人を超える方に観ていただきました。しかしまだまだ、まだまだたくさんの人に観てもらいたい、次に起こる災害で守ることができる命を一つでも多く増やしたい、そう願っています。一緒に上映してくださる方を引き続き募集しております。ぜひご検討ください!企画や開催の方法など、ご相談ください。よろしくお願いいたします。

Photo by Cashatto photographer Yoko