防災士とは、社会の様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を有するものとして、日本防災士機構が認定した人のことです。
甚大な災害が起こったときに、公的機関からの助けをすぐに期待することはできません。自治体も被災者となっている場合が多いですし、助けを必要としている人も無数にいるからです。
そんなときに、協力して被災した人を助けたり初期消火をしたりする点で率先できる人がいれば、その地域の被害を最小限に抑えることができます。災害時に防災士には、まさにその働きが期待されています。
また平時には地域の方々の防災意識を啓発するイベントや活動をしたり防災訓練を行ったりして、地域の防災力を高める点で率先することもできます。
自分は「助けられる人」から「助ける人」に回る準備ができているだろうか、備えがあれば助かる命って絶対にあるんじゃないか、そんな思いから自分は防災士取得を目指しています。防災士が一人でも多く誕生することを願っています。防災士の資格取得にご興味がありましたら、ここからその方法を知ることができます。
災害対応には「自助」、「共助」、「公助」という考え方があります。自分の命を自分で守るという「自助」ですが、この備えができていない人は「共助」に回ることができません。「自助」できない人が多ければ多いほど「公助」にかかる負担が大きくなり、助けが行き届かなくなります。
子どもにも「自助」の心得を教えてあげることができます。そしてそれは親の務めですよね。
やまざきひかる
防災団体やろうよ!こどもぼうさい代表。 2015年の夏頃までは、防災が大の苦手でした。でも今は、全国で子ども向けの防災教室や、防災普及の講演活動を行なっています。2018年7月に全国公開した防災啓発ドキュメンタリー映画『いつか君の花明かりには』の共同監督。 日々の活動や楽しく備える方法などを不定期で更新していきます。よろしくお願いいたします。
2016年2月29日月曜日
2016年2月28日日曜日
陸前高田ドキュメンタリー『あの街に桜が咲けば』ラスト上映
2年近く応援しているドキュメンタリー映画『あの街に桜が咲けば』の上映がいよいよこの3月までとなりました。そしてそのラストとなる上映会を3月21日(月・祝)に東京都多摩市で主催します!
この映画の詳細は昨年10月2日のブログと10月26日のブログに書きました。
自分の住む街で災害が起きる時に、自分には自分の大切な人を守る準備ができているだろうか?大切な人と一緒に映画をご覧になり、そんなことを考える機会になりますように。
日時:2016年3月21日(月・祝)
13:30開場/14:00開演/16:05終了予定
会場:永山ベルブホール (定員198名)
(東京都多摩市永山1-5ベルブ永山5F)
小田急永山駅徒歩3分 or 京王永山駅徒歩3分
参加費:大人 1000円 大学生/専門学生 500円 高校生以下 無料
主催:あの街に桜が咲けば 多摩上映実行委員会/やろうよ!こどもぼうさい
後援:多摩市教育委員会
イベント内容:
・和太鼓「せいせき鼓桜』演奏
・『あの街に桜が咲けば』ラスト上映
・小川光一監督講演
・陸前高田シンガー「雪音」特別ライブ (映画挿入歌担当)
・『あの街に桜が咲けば』ラスト上映
・小川光一監督講演
・陸前高田シンガー「雪音」特別ライブ (映画挿入歌担当)
映画の公式ホームページよりお申し込みください。満席になり次第締め切らせていただきます。
やまざきひかる
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