防災団体やろうよ!こどもぼうさい代表。 2015年の夏頃までは、防災が大の苦手でした。でも今は、全国で子ども向けの防災教室や、防災普及の講演活動を行なっています。2018年7月に全国公開した防災啓発ドキュメンタリー映画『いつか君の花明かりには』の共同監督。 日々の活動や楽しく備える方法などを不定期で更新していきます。よろしくお願いいたします。
2016年4月11日月曜日
陸前高田ドキュメンタリー『あの街に桜が咲けば』の書籍が出版されました!
私が防災士を目指すきっかけ、そして防災団体「やろうよ!こどもぼうさい」を立ち上げるきっかけとなったドキュメンタリー映画『あの街に桜が咲けば』が書籍となって本日発売されました。
この映画は全47都道府県で171回自主上映され、2016年3月21日をもって上映を終了しました。
映画が伝えてきた被災地からのメッセージをこれからも伝え続けるため、映画を製作した小川光一監督によって書籍化されることになりました。電子書籍版は今日から読むことができます。紙版の実物本も5月に発売される予定です。
東日本大震災被災地についての報道は時間の経過とともに少なくなり、風化の速度は急速に増しています。同様に私たちの中で防災・減災の意識を高く保つことにもますます難しさを感じます。震災発生当時は危機意識を持っていましたが、毎日生きていくための活動に忙しく携わっていますし、災害に対する緊張感を保ち続けることに疲れてしまうこともあります。
それでも日本のどこかで災害は毎年のように必ず発生しています。
「自分の住む町で災害が起こったとき、あなたは大切な人を守れますか?」
この映画からそう問いかけられたとき、「はい、守れます!」とは言えませんでした。
そして備えを重ねてきた今も自信を持っては言えません。
どれだけ防災や減災を試みて準備したとしても、すべての災害から100%大切な人を守ることはできません。3月17日のブログにも書きましたが、新たな災害が発生してまた犠牲者が出てしまったというニュースに触れるたびに、苦しくなり無力さを感じます。防災なんて意味がないんじゃないかとも感じてしまいます。あきらめるべきでしょうか?
ラスト上映会の小川監督の講演でも言われていました。被害に遭う確率を0%にすることはできないとしても、例えば30%を25%にすることは全員にできるんです。大切な人が命を失ってしまう確率を少しでも下げることはできるんです!
すでに書籍を読み終えましたが、著者のストレートな言葉が何度も何度も心に刺さりました。陸前高田の人たちの想い、著者の想いが伝わり、行動するよう駆り立てられます。
自分の大切な人、そして友人全員に読んでもらいたいと感じています。
そして一人でも多くの方にこのメッセージが届きますように…。
電子版書籍は下記リンクから購入できます。現在270円(税込)です。
http://urx.red/tdlB
やまざきひかる
2016年4月1日金曜日
災害用伝言ダイヤル「171」を体験しよう!
災害用伝言ダイヤル「171」の使い方をご存知ですか?
詳しくは昨年11月10日のブログでも書きましたので、詳しい使い方などはそちらをご覧ください。
毎月1日と15日が体験利用できる日になっています。
今日4月1日は誰でも、そしてどこに住んでいても「171」で録音したり再生したり練習することができるんです!(NTTのサイトもご参照ください)
家族が離れているときに安否を確認できる1つの手段となります。遠く離れて住んでいるご家族にも安否を知らせることができます。
子どもたちにも体験させてあげてくださいね!
そしてメッセージを録音したら田舎の母ちゃんにも連絡して、メッセージの聞き方を練習してもらってください!
今日できます。そう、今やろう!
やまざきひかる
詳しくは昨年11月10日のブログでも書きましたので、詳しい使い方などはそちらをご覧ください。
毎月1日と15日が体験利用できる日になっています。
今日4月1日は誰でも、そしてどこに住んでいても「171」で録音したり再生したり練習することができるんです!(NTTのサイトもご参照ください)
家族が離れているときに安否を確認できる1つの手段となります。遠く離れて住んでいるご家族にも安否を知らせることができます。
子どもたちにも体験させてあげてくださいね!
そしてメッセージを録音したら田舎の母ちゃんにも連絡して、メッセージの聞き方を練習してもらってください!
今日できます。そう、今やろう!
やまざきひかる
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