2015年10月24日土曜日

災害時帰宅支援ステーション


昨日のブログ『オフィスの防災』 で帰宅困難者について書きました。
その追記です。徒歩で帰宅する人のための支援の取り決めの一つに「災害時帰宅支援ステーション」があります。

災害時帰宅支援ステーションとして、民間事業者であるコンビニエンスストア・ガソリンスタンド・ファミリーレストランなどが協力事業者として、①飲用としての水道水の提供 ②トイレの使用 ③地図等による道路情報やラジオ等で知り得た通行可能な道路に関する情報を提供してくれます。

上の写真のステッカーが目印です。(写真はローソン奥沢七丁目店で撮影させていただきました)
実際の災害時にはのぼり旗も掲げられるようです。
事業者さんに配布されているハンドブックが公開されていました。参考になります。

ただしこれはあくまでも善意によるもので強制されるものではありません。協力事業者さん自体が被災者となるケースも十分に考えられますが、帰宅困難者の方々のために平時から備えてくださっていることに本当に感謝できますね。この協力のおかげで不安が少し取り除かれます。

ありがとうございます!

やまざきひかる



2015年10月23日金曜日

オフィスの防災




社会人が1日の大半を過ごすオフィスで被災する可能性は高いですよね。
親子の防災からは少し離れますが、今日はオフィスの防災について少し調べてみました。

減災のためにオフィスでできることもたくさんあります。会社が動いてくれることを待たないで個人個人が「自助」を意識して備えるなら、企業全体を守ることにもなります。

①パソコンを固定しバックアップを取る
パソコンが落ちたり飛んだりして壊れるのを防ぐために固定することと、大切なデータを守るためこまめにバックアップを取るようにしましょう。遠隔地にある外部のサーバーを利用することもできます。

②避難経路を確保する
自宅の場合と同じです。避難路となる通路やドアが塞がれることはないでしょうか。日頃からの整理整頓が災害時にも役立ちます。

③オフィス什器・家具を固定する
これも自宅の対策と同じです。背の高いキャビネットやロッカー、ウォーターサーバーなどを倒れないように固定したり、キャスターのついたコピー機などが動かないように対策したりしましょう。特に高層階では長周期振動を想定した対策が必要です。
※『東京防災』104〜105ページ参照

④非常用物品や機材を備蓄する
帰宅できないことを考えて3日分程度の水と食料を、またケガに備えて医薬品も準備しましょう。備蓄品は倉庫の奥深くなどにしまいこまず、いつでもすぐに取り出せる場所に置いてください。

⑤帰宅のために備えておく
自宅までの距離が概ね20km以上だと帰宅困難と想定されています。東日本大震災当日は電車などが止まり500万人以上の帰宅困難者が発生しました。首都直下地震発生時には社員を一定時間社内に待機させることで混乱を抑える「一斉帰宅抑制」が推奨されています。待機後に徒歩で帰宅する場合には何が必要でしょうか?ヘルメット・歩きやすい靴・方位磁石・地図・ライト・水筒・非常食・簡易トイレなど、各自必要と思われるものを会社に備えておきましょう。帰宅が無理と判断し会社に泊まる場合には寝袋や歯ブラシなども必要かもしれません。

⑥安否確認方法を決めておく
社外に外出していることを想定して会社との、またもちろん家族との安否確認の方法をあらかじめ決めておきましょう。電話回線がパンクすることが考えられます。電話やメール以外に、災害伝言ダイヤル・TwitterやFacebookなどを利用することも検討しましょう。


このほかにも、社内で防災訓練をすることでイメージを共有しておくこと、災害時の任務分担をあらかじめ決めておくこと、周辺企業や地域との連携を常に保っておくことなどもいざという時に役立ちます。

繰り返しになりますが、会社が動いて準備してくれるのを待つのではなく個人ができる備えを今やりましょう!

やまざきひかる


2015年10月22日木曜日

夜、眠る時…

夜中、ぐっすり眠っているときに緊急地震速報が鳴るとびっくり仰天です。
頭が半分眠っているので、すぐに適切に行動するのは難しいですよね…。

枕元にいつも置いておくと良い物を、下記から4つ選んでみてください。

⑴ 頭や体を守るための枕や布団
⑵ すぐに逃げるための自転車
⑶ 飢えをしのぐための食料
⑷ 動けなくなった時に居場所を知らせるための笛
⑸ 停電時に照らすための懐中電灯
⑹ 避難時の足の怪我を防ぐためのスリッパや靴
⑺ 暖をとるための七輪

正解は⑴、⑷、⑸、⑹です。
原則、移動は揺れが収まってから。じっとしている間は枕や布団で頭を守りましょう。
揺れが収まったら家族の無事を確認します。もし家の構造物や家具などで身動きが取れないようなら笛で自分の居場所を知らせましょう。
停電していたら懐中電灯を使って避難します。ガラスの破片などの危険がいっぱいですので必ずスリッパや靴を履きましょう。

今夜からさっそく準備してみましょう!

やまざきひかる


※参考にさせていただいた資料:『防災かあさん』 (みんなの防災部著/羽鳥出版)

2015年10月21日水曜日

今やろう!その⑤【家具類の転倒防止をしよう】


9月に配布された冊子『東京防災』ですすめられている10の防災アクションについて、その⑤【家具類の転倒防止をしよう】です。

参照:『東京防災』100〜103ページ

10月16日のブログで部屋の安全を確認しました。家の中の家具や家電で危険と思える状況を見つけたら、命を守るために改善しましょう!大きな地震が起こると家具や家電は文字通り飛んできて人を襲います。具体的な方法は『東京防災』の冊子をご覧ください。以下、他の書籍などからの提案も交えてまとめてみました。

◇背の高い家具・冷蔵庫など
 (1)L型の金具で壁と固定する。(壁の強度に注意)
 (2)突っ張り棒タイプの転倒防止器具で固定する。
 (3)着脱式移動防止ベルトで固定する。
 (4)前下部にくさび形の転倒防止板を差し込む。
 (5)キャスター付きであれば下皿を置き移動を防止する。

◇壁に接していない背の低い家具
 (1)テーブルや椅子は脚に粘着マットなどの滑り止めをつける。

◇食器棚や吊戸棚などの開き戸
 (1)収納物が飛び出さないように開放防止器具を設置する。

その他、本棚にはゴムバンドやひもをかけて本が飛び出さないようにすること、テレビをテレビ台に固定すること、水槽の下に粘着マットを敷くこと、吊り下げ式照明器具はチェーンで固定すること、ガラスに飛散防止フィルムを貼ることなどが推奨されています。

しかし昨日ホームセンターの防災用品コーナーを見ていて感じましたが、それ専用の器具はそれなりのお値段がしますね。全部の家具を安全な状態にするにはある程度の出費が必要です。もちろん代用できないものも多いですが、防災用品コーナー以外で売っているものを使うと費用を削減できるものもあります。例えばL型の金具は1個100円程度でしっかりしたものが買えますし、吊戸棚などの開き防止には200円ぐらいから売っている「打掛」という金具を使用することもできます。節約しながら命を守る方法があります。個人としても会社としてもお手伝いしたいです。あきらめてしまう前に、どうぞお気軽にご相談ください!

今、部屋を見回してください。
例えば寝室でベッドや布団の頭の位置に倒れてくるかもしれない家具はありませんか?倒れると避難経路をふさいでしまう向きに家具が置かれていますか?
ちょっと忙しくて今すぐには家具の固定などができないという方も、危険かもしれない家具の向きを変えたり配置を変えたりは今夜にもできますね!

今日取り上げたような家具の固定などの対策をすれば絶対安全というわけではありません。「倒れてこない」というよりは「倒れてくるまでの時間を稼いでくれる」と考えておいたほうが良いかもしれません。それを踏まえて家の中での避難行動をイメージしておきましょう!

やまざきひかる

2015年10月20日火曜日

親子で防災散歩

 
親子で近所を散歩することがありますか?
 
次の散歩の機会を『防災散歩』にしてみてください。家から学校までの通学路や、よく遊びに行く友達の家や公園までの道をよく観察しながら一緒に歩いてみてください。
 
危険な場所はありますか?大きな地震で倒れてきそうなブロック塀や崩れてきそうな崖などはありますか?大雨で増水していたら危険な川や用水路がありますか?雷が鳴ったらどこにどのように避難しますか?
 
 
 
親子それぞれが見慣れた風景の中にも、災害時に牙をむく隠れた危険が潜んでいます。
子どもが1人で行動しなければならない時に突然災害に遭遇したら、どのように命を守る行動ができるかいつもイメージできるように教えてあげてください。また子どもたちだけで行動しなければならない時に突然災害に遭遇したら、自分の子どもが「率先避難者」になれるようにも教えてあげてください。
 
親である私たちは大好きな自分の子どもを命をかけてでも守りたいと思っています。
でも「その時」には守ってあげられないこともあります…。
今、教えてあげることと一緒に備えることが「その時」に子どもの命を守ることにつながります。
 
『防災散歩』…特別に必要な物は何もありません。一緒に歩くだけです。今すぐできます!

『防災散歩』をやったことがあるよ、あるいはこのブログを見てやってみたよという方で、近所にこんな危険があることに気づいたとか親子でこんな会話が良かったなどの感想があれば、このブログへのコメントでぜひ教えてください!大切な生きた情報を皆さんと共有できたら嬉しいです。

やまざきひかる

2015年10月19日月曜日

【実践編】今やろう!非常用持ち出し袋のチェックをしました


今夜は家族一緒に非常用持ち出し袋の中身をチェックしました!
まずは家族4人分の非常用持ち出し用袋を居間に集め、中を全部出しました。
 
 
9月に我が家にも届いた『東京防災』90ページを開きながら足りないものがないかチェックしました。提案されているものの中では足りないものはありませんでした。
 
次に家族でイメージしました。自宅が被災して住むことができなくなり避難所で暮らすこと、また避難所が満杯で入ることができず公園などで野宿することなどです。イメージして話し合うことで必要な物をより具体的に考えることができました。例えば冬の避難生活をイメージするとカイロ、歯を磨けない状況をイメージするとガムやペーパー歯磨きが必要なのではないか?などです。この話し合いから、みんなの中にトイレのことやプライバシーのことなど不安がたくさんあることも分かりました。準備することで減らせる不安もありますね。
 
また昨年冬から同居している母の非常用持ち出し袋の中身を初めて一緒に見ました。足りないものを教えてあげなければと意気込んでいたのですが…その中身は一番充実していました!! 参考になることが多かったですし、明日買わないといけないと思っていた「アルミブランケット」が4セット入っていたので家族それぞれのリュックに1セットずつ入れることができました。
 
今回の非常用持ち出し袋のチェックでは下記の点にも気づきました。
 
①手回し充電式ラジオ兼懐中電灯の使い方をちゃんと理解していなかった。
②一部の乾電池の使用期限が過ぎていた。
③一部の缶詰・アルファ米・お菓子・水の賞味期限が迫っていた。
④子どもにも防災に関心を持たせることは本当に難しい。
⑤娘のリュックが小さすぎた。
 
明日は100円ショップなどを回って足りないものを購入してきます。具体的には、数が足りなかった軍手とウエットティッシュ・簡易エアーマット・消毒液・ホッカイロ・レジャーシート・おしりふき・子ども用マスク・ナイフ・賞味期限が近かったのでミネラルウォーター・使用期限が切れていたので単4電池です。夜には充実した非常持ち出し袋になっていると思います。
 
近日中に始めたいと思っている「防災ピクニック」は、この非常用持ち出し袋を背負って歩きながら地域を知り、ほかの家族と非常用持ち出し袋の中を見せ合いながらいろいろなことに気づく機会になると思います。
 
 
↑途中こんな光景もありました(笑) 大切なペットとはいえ非常用持ち出し袋の中に入れっぱなしにしておくわけにはいけませんので、ペットとの避難についても別の機会に家族会議したいと思います。
 
非常用持ち出し袋のチェック、家族全員ですぐにやってみてください!
必ず気づくことがありますし、災害時を具体的にイメージしながら会話することができます。
 
やまざきひかる



2015年10月18日日曜日

アレルギー対応食品を備蓄しましょう!


食物アレルギーは、大人ももちろんですが特に子どもたちは命にかかわる場合がありますよね。そのような子どもたちは、災害で避難生活を送っているときに支援物資として届く粉ミルクや食事を安心して口に入れることができません。

東日本大震災の時にもこのような子どもたちがいて困ったというケースがあったようです。支援物資としてアレルギー対応食品を送った団体や個人もいたようですが、多くの場合必要な人の手元に届けることが困難だったそうです。特に行政の側も被災するような状態の時には混乱が生じ、アレルギー対応食品を必要としている人を把握することに手が回らないことは容易に想像できます。スーパーに行けたとしても、メーカーの工場の被災や道路・交通事情の悪化が原因で必要な食品が手に入らない可能性も高いです。

私の友人・知人の中にもお子さんがアレルギーを持っているという方が何人かいます。話をお聞きするとアレルギーはそれぞれ違いますので、子どもの状況を一番把握しているのはもちろんご両親でしょう。そのようなお子さんを持つお父さん・お母さん、必要に応じたアレルギー対応食品・食べられるお菓子などをぜひ備蓄しましょう!混乱した状況下で頼れる相手が見つからないことも想定しておきましょう。お子さんを守ってあげてください!

やまざきひかる