2019年6月7日金曜日

学生から学生へ


 昨日、東京農業大学とICUにて、『いつか君の花明かりには』の学生団体主催上映会が開催されました。この上映会は、今も継続して東北支援の活動を行ない、また「同世代の学生に防災を伝えたい」という同じ想いを持つ2つの大学の2つの学生団体〔農大復耕支援隊〕と〔Learn to Change〕の主催により協同開催されたものです。上映会実現に向けて、忙しい学業の合間を縫ってみんな本当に一生懸命準備してくれました。そんな学生のみんなと、様々な形で彼らを支えてくださった皆様に心から感謝しております!

 そして当日、どちらの会場もとても良い雰囲気で上映会が行われました。たくさんの学生、そして卒業生や地域の大人たちが観に来てくださいました。時おり涙も見せながら映画を観たり講演を聞いてくださったりしている姿からも、映画出演者の方の言葉を受け取って心に刻んでくださったことを感じることができました。この場所から広がっていく防災の花明かりが確実にあることを、心から確信できました。そしてそれを切に願っています。

 学生から学生へ。

 大切な人を守ることができる大きな力を持っている若者たちにも伝えたい、「いつはな」を観てほしいと、いつも願いながら活動しています。でも自分ではなかなかその機会を作ることができません。今回はその素晴らしい機会になりました!主催してくれた一人の学生は「自分が防災の活動を始めたきっかけはこの映画でした」と言ってくれています。そんな若者たちがこれからも一人でも多く生まれますように…。


 『いつか君の花明かりには』は主催してくださる方の存在があって、はじめて上映することができます。そして一緒に花明かりのキッカケの種を蒔くことができます。昨年7月より上映を開始した「いつはな」は、全国で56回の上映が行なわれて7000人を超える方に観ていただきました。しかしまだまだ、まだまだたくさんの人に観てもらいたい、次に起こる災害で守ることができる命を一つでも多く増やしたい、そう願っています。一緒に上映してくださる方を引き続き募集しております。ぜひご検討ください!企画や開催の方法など、ご相談ください。よろしくお願いいたします。

Photo by Cashatto photographer Yoko

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