2019年12月15日日曜日

防災パペット劇 お披露目!


今日はやろうよ!こどもぼうさいとして、三鷹市内の子ども会主催・防災イベントのお手伝いをさせていただきました。

とても嬉しいことに、ICU(国際基督教大学)の「人形劇研究会ぱぺっと」による防災パペット劇のお披露目となりました!!


私が制作したドキュメンタリー映画『いつか君の花明かりには』に登場する徳島県の中学生たちの活動からも刺激を受け、また在学中に地域を関わりたいという想いから、ぱぺっと部のみんなが新たに脚本や人形も新たに製作して完成した防災劇です。予想通り子どもたちは食い入るように劇を鑑賞してくれていました。これは子どもたちの心に響くと確信しています。今後もたくさんの機会に、三鷹の子どもたちに観てほしいと思っています。そんな機会をたくさん作っていきます。

大学生や高校生も手伝いに来てくれて、防災〇×クイズや防災リュックを作るゲームなどを進行して盛り上げてくれました。


子ども会では毎年この時期に防災教室を開催しているそうで、地域の防災力がこれからもますます強くなっていくことを願っています。これからもお手伝いさせてください!

やまざきひかる

2019年11月30日土曜日

『いつか君の花明かりには』上映会@三鷹市小学校


今日は、三鷹中央学園(三鷹市では市立小中学校に学園制を敷いており、2つの小学校と1つの中学校で構成されています)合同の一日家庭学習の企画にて、私の映画『いつか君の花明かりには』の上映と講演をさせていただきました。関係者の皆さま、ご尽力いただき本当にありがとうございました!ご来場いただいた皆さまもありがとうございました!


一日家庭学級は例年は各小中学校単位での開催で、学園合同というのは初めての試みだったそうです。私の想像を超えるような苦労もたくさんおありだったと思います。数々の問題を乗り越えるために示してくださったPTAのみなさんの情熱がそのまま反映されたような、温かくもとてもエネルギッシュなイベントとなりました。その中でこの映画を観ていただけて、本当に嬉しかったです。全国で防災の種を蒔くために制作したドキュメンタリー映画ですが、自分も子育てをしている地元三鷹の親御さん・子どもたちには、特に観てほしいといつも思っています。三鷹市では、学校上映は今回が初めてでした。これを皮切りに、全小中学校での上映もぜひ目指したいと願っています。

三鷹で災害が発生しても、三鷹の子どもたちは一人も死なせない。野望というか願いというか、そんな想いを持ってこれからも活動していきます。

やまざきひかる

2019年11月25日月曜日

べりぃぐっとチャンネルに出演させていただきました


八王子の高校生防災グループ『ちーむべりぃぐっと』が制作している防災番組に出演させていただきました。

光栄なことに、新コーナーの「防災対話」第1弾ゲストとして呼んでいただきました。その様子はYoutubeでもご覧いただけます。

毎週日曜日に放送される番組『べりぃぐっとチャンネル』も、ぜひご覧ください!

高校生たちが主体となって年下の子どもたち、同世代の若者、そして大人に対しても防災を伝えようとしてくれていることは本当に心強いことです!ますますの活躍を心から応援しています!!

やまざきひかる

2019年11月24日日曜日

『いつか君の花明かりには』群馬県初上映!



今日は『いつか君の花明かりには』群馬県みどり市での上映・講演でした。上映を企画しご招待くださった関係者の皆さま、そしてご来場いただいた地域の皆さま、ありがとうございました!

群馬県では初上映となりました。そして私は本籍地が群馬県(出身は東京で現在も東京在住)ということで、この地で私が作った映画を上映することができ、非常に感慨深い日となりました。地域の防災を担っておられる温かい方々ともお会いでき、その中でも次世代を担うであろう同年代のパパとはゆっくりじっくりお話しすることができました。地域への熱い愛をベースに、ますます活躍されるものと思います。そして私自身もこの出会いから、いつか一緒に何かを生み出せそうな気がしています。


親戚もたくさん住んでいる群馬県ですが、子どもの頃からあまり防災についての話は聞きませんでした。でももちろん災害と無縁の地域ではありません。今日蒔かれた種が、芽を出し花を咲かせ、この地域の防災に役立てていただけたら幸せです。

また群馬で上映したい!そんな想いでいっぱいです。

【あなたの街でも上映しませんか?】
「防災の映画」ではありますが、恐怖を感じる映画ではありません。防災が苦手だった頃の僕が観たら、防災したくなったと思います。出演者の皆さんの、温かくも力強い言葉が詰まったドキュメンタリーです。大切な人と一緒に観てほしい。大好きな街で上映してほしい。そんな風に感じています。上映会企画前や構想中の段階でも、ぜひご相談ください(*^-^*)

やまざきひかる

2019年11月6日水曜日

ICU祭に行ってきました


先日、三鷹市にあるICU(国際基督教大学)で開催されたICU祭に行きました。噂ではたくさん聞いていたけど、三鷹に住んで15年でも行けてなかった初めてのICU祭にワクワクしました。地元三鷹で、時々一緒に防災の活動をさせていただいているサークル「Learn to Chenge」の展示『LTC×地域防災』にお邪魔しました。

いやあ、素晴らしかったです!学生のみんなが、地域に目を向けてまとめてくれた資料は本当に勉強になりました。在学期間は短いですが、地域に関わろうと思ってくれていることも本当に嬉しいですね(*^-^*)詳しくは写真をご覧ください!

これからもいろいろと発信していきましょう!



2019年11月4日月曜日

三鷹市総合防災訓練


今年も三鷹市総合防災訓練のメイン会場において、子ども向けコーナーを担当させていただきました。
昨年に比べて子どもたちの参加も多く、楽しい一日となりました。

今年の内容は… 
『部屋模型を揺らしてみよう』


『津波発生装置』


『オリジナル防災リュックを作ってみよう』


そして『だんごむしダンス』でした(写真がありません泣)。
毎年同じ人を対象に同じことをただ繰り返すのではなく、できるだけいろいろな市民に参加してほしいという三鷹市の工夫により、年々盛り上がりを増しているのではないでしょうか。運営に携わらせていただけていることに感謝です!防災が苦手ではない子どもたちが三鷹でもたくさん育つように、これからもがんばります!

やまざきひかる


2019年11月3日日曜日

【食×防災】ポリ袋調理イベントを開催しました


今日は、「やろうよ!こどもぼうさい」として、地元三鷹市にある西多世代交流センター(西児童館)にてポリ袋調理イベントを開催させていただきました。
関係者の皆さま、ありがとうございました。たくさんの子どもたちの笑顔にあふれる時間でした。

ポリ袋を利用した調理は、調理器具が不要であるとともにご飯と数種類のおかずを同時に調理できるため時間短縮にもなります。日常備蓄している缶詰や乾物の調理として災害時にももちろん役立ちますし、キャンプやバーベキューなどのアウトドアでも応用できますね!

こんなものを作りました。
(1)白飯(無洗米)
(2)サバカレーライス(サバ缶とカレールーとケチャップ)
(3)だし巻き卵(卵とめんつゆだけ)
(4)麻婆高野豆腐(高野豆腐とマーボー豆腐の素)
(5)サバと切り干し大根のサラダ(サバ缶と切り干し大根とマヨネーズ)

子どもたちだけでは沸騰したお湯が危ないので、パパママと一緒に参加してくれました。ポリ袋に材料を入れてモミモミモミモミ・・・。作る段階もとっても楽しく、大いに盛り上がりました。でき上がったものもどれも美味しくて、災害の後に食べたらテンションが上がりそうです!サバカレーライスをモリモリ食べていた男の子のママが「この子、普段あんまりカレー食べないんです。親がびっくりしちゃって…」と言っていました。そんなに美味しかったんだね( *´艸`)

ポリ袋調理をメインに据えたイベントは初めての試みでした。
食×防災も切り離せない関係にあります。これからも、こんなイベントを開催できたらと思っています。

2019年11月2日土曜日

東京農業大学収穫祭に行きました


東京農業大学世田谷キャンパスで開催中の収穫祭にお邪魔しました。

やろうよ!こどもぼうさいとして一緒に活動することも多い『農大復耕支援隊』のみんなは、例年通りのひっつみ汁とさんまみりん干しの模擬店販売の他に、防災をテーマにした出展もしていました。出展は、内容もとても工夫されていて充実したもので、どの時間帯にもとても賑わっていました。子どもたちの笑顔もいっぱいでしたが、学生の話を真剣に聞く大人たちの表情もとても印象的でした。


若者たちからの発信、これからもどんどん続けてほしいです。復耕支援隊のみんなの活動も、心から応援しています!

やまざきひかる

2019年10月28日月曜日

名古屋市博物館の特別展『治水・震災・伊勢湾台風』に行ってきました



昨日の岐阜県関市での上映・講演の帰りに、期間中に行きたい!と熱烈に思っていた、名古屋市博物館の特別展『治水・震災・伊勢湾台風』に寄り道することができました。

江戸時代以降の木曽三川の治水や分流工事の歴史、世界最大級の内陸地震である濃尾地震や伊勢湾台風の記録など、とにかく興味深かったです。木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の流域は古くからたびたび洪水に見舞われていたけれど、早くも江戸時代初期からきちんとした計画のもと治水が行われていたり、被災者への税金(年貢)の免除や義援金の考え方などがその頃から始まって今まで受け継がれていたり。その後明治時代には長年の悲願だった三川完全分流工事が実施され、時代時代に合ったハード面での防災の取り組みの上に現在の都市が発展していることを知りました。

1891年(明治24年)に濃尾地震が発生した頃からは災害が「報道」されるようになり、他地域の災害から教訓を学んだり支援物資が送られたり今で言うボランティアの活動が行われたりするようになったそうです。昭和時代の伊勢湾台風では、写真などから後世に記録を残そうという活動も加速していたんですね。ソフト面での防災もどのように発展してきたのか知りました。

展示をじっくり見ていると、先人への感謝と尊敬の気持ちがどんどん湧いてきました。こんな風に時代に合わせて防災も変化してきたんですね。大きな大きな爪痕を残している今年の台風19号は色々な面で伊勢湾台風と比較されましたが、近年頻発する大災害を考えると、今の時代はハード面・ソフト面の両方でまた変化が必要な時なのかもしれないですね。過去の災害から学びながら、時代に合わせて。。。


お近くの方はぜひ11/4までに名古屋市博物館に、そして名古屋市港防災センターでも12/1まで伊勢湾台風60年特別企画展が開催されていますので、そちらも合わせてお出かけになることをお勧めします。特に港防災センターはお子様連れでも楽しめま〜す(๑˃̵ᴗ˂̵)

やまざきひかる

2019年10月27日日曜日

『いつか君の花明かりには』岐阜県関市での上映でした


今日は『いつか君の花明かりには』岐阜県関市での上映・講演でした。早朝からの防災訓練の後に参加してくださった70名ほどの地域の皆様、そして20人以上の子どもたち、ありがとうございました!

ここは津保川や吉田(きった)川が町内を流れ、ため池も多い地域です。津保川の少し上流の地区では昨年7月の西日本豪雨で大きな氾濫被害もありました。岐阜は、発生確率が高いと言われている阿寺(あてら)断層帯や濃尾断層帯など、多くの既知の活断層も抱えています。


防災訓練と上映会には若いご家族の参加も多かったのが素晴らしいと思いました。防災を担う次世代の防災リーダーが育ってくれそうな予感がします。お招きいただいた地域の皆様も温かくパワフルでした。この地域のさらなる防災に、今日灯った花明かりが少しでも力になれたら嬉しいです!

上映前の子どもたちとの⚪︎×クイズも大いに盛り上がりました。時間が空いてしまったので急遽実施することになりましたが、楽しく真剣に参加してくれた子どもたちそれぞれの心にも、何かが残ってくれていると信じています。

駅まで送っていただきながら主催者の方と「次は関の中学生に観てもらいたいね!」そんな話をしながら別れました。近い将来にまた関を訪れる機会を楽しみにしながら帰路につきます。(『伊勢湾台風展』を開催中の名古屋市立博物館にだけ寄り道します!)

2019年10月20日日曜日

『いつか君の花明かりには』神奈川県相模原市での上映でした


 今日は神奈川県相模原市で『いつか君の花明かりには』の上映と講演をさせていただきました。ご来場くださった300名ほどの皆さま、たくさんの子どもたち、そして地域の「第20回 7自治会合同防災訓練」の記念上映としてお招きくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。


 超広域的な被害をもたらした今回の台風19号では、相模原市でも緑区を中心に甚大な被害となりました。発生間もない進行形の災害であることもあり、災害と防災を自分のことととらえながら参加してくださった皆さんの真剣な表情が印象的でした。先進的な防災の取り組みが行われている地域ということで、学校と地域の連携や若い世代の活躍など、学ぶことが多くありました。防災の花明かりがこの地域で、そして次の世代まで温かく・優しく灯り続けることを確信しています。


【あなたの街でも上映しませんか?】
「防災の映画」ではありますが、恐怖を感じる映画ではありません。防災が苦手だった頃の僕が観たら、防災したくなったと思います。出演者の皆さんの、温かくも力強い言葉が詰まったドキュメンタリーです。大切な人と一緒に観てほしい。大好きな街で上映してほしい。そんな風に感じています。上映会企画前や構想中の段階でも、ぜひご相談ください(*^-^*)

2019年9月17日火曜日

『いつか君の花明かりには』東京都主催上映会


東京都主催の防災イベント「わくわく!みんなでぼうさいフェスタ!」開催に合わせて、東京都主催による『いつか君の花明かりには』の上映・講演会を開催していただきました。50名ほどの方に来場いただき、温かい雰囲気の中での開催となりました。


講演では防災ポーチのお話などもしましたが、「今までは全くやっていなかったけど、翌日から自分のカバンの中身が変わりました」という感想もいただきました。早速アクションしてくださったことがとても嬉しいです。ご来場くださった皆さま、ご採用いただきました東京都及び関係者の皆さま、本当にありがとうございました!これからも上映会の機会をいただき、一人でも多くの方に観ていただきたいと思っています!

やまざきひかる

東京都主催防災イベントに出展しました!


昨日までの2日間、東京都が主催する防災イベント『わくわく!みんなでぼうさいフェスタ!』に、防災団体やろうよ!こどもぼうさいとして出展しました。


世田谷区の二子玉川ライズで開催された防災イベントで、2日間とも本当にたくさんの家族連れ・子どもたちが私たちのブースに立ち寄ってくれました。揺らしてくらべる家具模型の展示、津波発生装置の展示、新聞紙スリッパづくりワークショップを実施しました。初めて出店を手伝ってくれたメンバーも、久しぶりに一緒にイベントに参加してくれたメンバーも、みんなとても楽しく充実した日となりました。ブースに寄ってくださった方がとても真剣に話を聞いてくださり、そして質問などもたくさんしてくださいました。東京でもたくさんの方が防災について不安を感じておられることも感じました。この機会に、多くの方に情報をお伝えできて良かったです。でも日常生活に戻ると防災はどうしても後回しになってしまいます。毎日考えるのは難しい防災ですが、定期的に家族での防災の会話ができるような環境作りもお勧めします!

僕も防災が本当に苦手でした。でも今は楽しみながら備えています。完璧を求めると一歩が踏み出せませんが、大切な家族の命を守るために、少しづつ積み重ねていきましょう!

やまざきひかる

2019年7月18日木曜日

Yahoo!ニュースに取り上げていただきました!


2018年7月に公開を開始し、全国で上映を続けている僕たちのドキュメンタリー映画『いつか君の花明かりには』をYahoo!ニュースに取り上げていただきました。ありがとうございます!

実際に映画を観て行動してくれている人たちの声が掲載されています。とても素敵な記事に書き上げていただきました。よろしければご覧ください。

やまざきひかる

2019年6月18日火曜日

2019年6月16日日曜日

次の世代へ!『いつか君の花明かりには』岩手県奥州市での上映


 メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の故郷、岩手県奥州市に来ています。旧衣川村地区にある「北股地区センター」にて『いつか君の花明かりには』の上映会でした。地域の防災訓練の中での上映に呼んでくださった北股地区振興会の関係者の皆さま、そして大雨の中上映会に来てくださった70名ほどの皆さま、ありがとうございました。とても温かい雰囲気の中、防災訓練と上映会が開催されました。

 
 ここは11年前に発生した『岩手・宮城内陸地震』の震源(それまで未知だった活断層)にほど近く、大変な被害があった場所です。そのため住民の皆さんの防災意識は高いほうだということですが、やはり時間が流れるにつれその意識を保ち続けること、そして次の世代へ受け継いでいくことの難しさも感じておられるようです。そんな折、公式サイトから上映のご相談をいただき、今日実現しました。主催者の方からは、映画出演者の皆さんのメッセージが心に届いて自然と涙が出そうになった、また大切な人のためにできることから少しずつでも行動すべきことを感じたとお聞きすることができました。住民の皆さんに伝えたかったメッセージととてもリンクしていて、まさに「ど真ん中ストライク」な内容だったと言っていただきました!そんな熱い想いから大きな刺激をいただきました。
 
 10年20年と月日が経つと災害経験者の方も齢を重ね、災害を知らない世代への経験の継承が課題となってきます。この映画はそのような課題を抱える地域でもお役に立つことができそうです。今日の上映会が、北股地区のさらなる防災力の向上に少しでも貢献できれば本当にうれしいです。先述の主催者の方も、今後の地域の防災活動、消防団の活動へのヒントがいっぱい詰まっていたと言ってくださいました。また一つ、種を蒔くことができたかな。。温かい防災の花明かりが、ここからも広がっていきますように!

『星空日本一』に選ばれた衣川⭐︎⭐︎⭐︎今度は星を見に来ますね!

2019年6月7日金曜日

学生から学生へ


 昨日、東京農業大学とICUにて、『いつか君の花明かりには』の学生団体主催上映会が開催されました。この上映会は、今も継続して東北支援の活動を行ない、また「同世代の学生に防災を伝えたい」という同じ想いを持つ2つの大学の2つの学生団体〔農大復耕支援隊〕と〔Learn to Change〕の主催により協同開催されたものです。上映会実現に向けて、忙しい学業の合間を縫ってみんな本当に一生懸命準備してくれました。そんな学生のみんなと、様々な形で彼らを支えてくださった皆様に心から感謝しております!

 そして当日、どちらの会場もとても良い雰囲気で上映会が行われました。たくさんの学生、そして卒業生や地域の大人たちが観に来てくださいました。時おり涙も見せながら映画を観たり講演を聞いてくださったりしている姿からも、映画出演者の方の言葉を受け取って心に刻んでくださったことを感じることができました。この場所から広がっていく防災の花明かりが確実にあることを、心から確信できました。そしてそれを切に願っています。

 学生から学生へ。

 大切な人を守ることができる大きな力を持っている若者たちにも伝えたい、「いつはな」を観てほしいと、いつも願いながら活動しています。でも自分ではなかなかその機会を作ることができません。今回はその素晴らしい機会になりました!主催してくれた一人の学生は「自分が防災の活動を始めたきっかけはこの映画でした」と言ってくれています。そんな若者たちがこれからも一人でも多く生まれますように…。


 『いつか君の花明かりには』は主催してくださる方の存在があって、はじめて上映することができます。そして一緒に花明かりのキッカケの種を蒔くことができます。昨年7月より上映を開始した「いつはな」は、全国で56回の上映が行なわれて7000人を超える方に観ていただきました。しかしまだまだ、まだまだたくさんの人に観てもらいたい、次に起こる災害で守ることができる命を一つでも多く増やしたい、そう願っています。一緒に上映してくださる方を引き続き募集しております。ぜひご検討ください!企画や開催の方法など、ご相談ください。よろしくお願いいたします。

Photo by Cashatto photographer Yoko

2019年4月18日木曜日

『いつか君の花明かりには』福岡県八女市での上映会


今日は福岡県八女市主催の「防災研修会」にて、『いつか君の花明かりには』の上映と防災講演でした。八女の防災リーダーの皆さまなど、400名ほどの方に観ていただきました。ご来場くださった皆さま、ご招待くださった関係者の皆さま、ありがとうございました!


 日本有数のお茶処である八女市は、平成24年7月の九州北部豪雨により壊滅的な被害を受けました。道路などの早急な復旧とともに、避難所の見直し・ハザードマップの作り直し・自主防災組織の強化・消防団の再編成など、次々と「次の災害に備えるため」の対策が実施されるなど行政側の防災意識がとても高く、私自身とても勉強になりました。今日のイベント冒頭の市長のご挨拶にも、市民の命は絶対守るという決意と、危機意識の共有がしっかりと言葉に刻まれていました。それでもやはり、市民の皆さんは時間の経過とともに防災意識を保つことの難しさも感じておられるようです。今日の上映と講演が、少しでも八女市の防災のお役に立てたら本当に嬉しいです!

 平成24年7月の豪雨から約7年。八女の街で見かけた下校中のかわいい新1年生たちはその災害を知りません。それを知っている年長の子どもたちが年下の子どもたちに伝えられることもたくさんあります。講演では、そんな子どもたちを地域で育てていただけるよう、皆さんにお願いしました。


 数日前に初摘みされたばかりの美味しい美味しい新茶もいただきました!新茶の爽やかさと、優しい八女の皆さまからいただいた爽やかさを持って東京に帰ります。

やまざきひかる