2015年10月16日金曜日

今やろう!その④【部屋の安全を確認しよう】



9月に配布された冊子『東京防災』ですすめられている10の防災アクションについて、その④【部屋の安全を確認しよう】です。

参照:『東京防災』94~95ページ

家屋の耐震性が増し、大きな地震でも家が崩壊するというリスクは少なくなってきたかもしれません。しかし倒壊しない家の中でも、大きな揺れが起こると家具や家電が凶器と化します。高層住宅の上階ではさらにその危険は大きくなります。

今住んでいる家の中には、どんな危険がありますか?家族でチェックしましょう!
□ 避難経路となるドアや廊下が家具の転倒などでふさがれませんか?
□ 倒れてきそうな家具はありませんか?
□ ストーブに倒れかかって火事を引き起こすような位置に家具はありませんか?
□ 緊急地震速報を聞いてすぐに逃げ込めるような安全な部屋はありますか?

大きな揺れで背の高い家具や冷蔵庫は倒れ、テレビは水平に2~3m飛んできます。引き出しは飛び出し、窓や家具のガラスは割れます。地震での負傷者の30~50%は家具類の転倒・落下によるそうです。家具の配置を工夫したり家具を固定するだけでこのケガのリスクを大幅に減らすことができます。具体的な提案は『東京防災』95ページをご覧ください!

次回このブログで取り上げる「今やろう!」シリーズでは、家具の固定について取り上げたいと思います。

私は建築が本業で、特に内装工事が得意です。【防災士×建築】で、家具の固定や移動をご自分ではできない方のお手伝いもできたらと思っています。部屋の安全を一緒に確認して!などでもお気軽にお問い合わせください。当ブログのコメントやTwitter(@hikayamazaki)へのDMなどでお気軽にお問い合わせください。

やまざきひかる

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