9月に配布された冊子『東京防災』ですすめられている10の防災アクションについて、その②【非常用持ち出し袋を用意しよう】です。
参照:『東京防災』90〜91ページ
10月9日のブログで書かせていただいた「日常備蓄」とは似ているようで違います。日常備蓄は「家庭内避難」つまりライフラインが止まった自宅で過ごすために必要な備えであるのに対し、非常用持ち出し袋は自宅での避難生活ができないため「家庭外避難」が必要な時のための備えです。家庭外避難が必要な状況ということは、命を守ることを最優先すべき危急の事態であることを意味していますので、すぐに持ち出せて避難所まで持ち歩ける大きさであり、命を守るために個人の必要にかなった必要最低限な中身であることが必須です。日常備蓄とは別の考え方で両方を備えなければなりません。
前述の通り命を守るために必要なものは個人によって異なりますが、入れておくと良い基本的な物は『東京防災』90〜91ページに記載されています。これに加えて個人にとって必要なものを入れておきましょう。お子さんがいるご家庭ならそれぞれの子ども用の非常用持ち出し袋も用意することをお勧めします。子どもたちが自分の命を守る助けになるだけでなく、日頃から防災への意識を持つように教える上でも役立つと思います。
また家庭だけではなく、職場にも非常用持ち出し袋を準備することが進められています。ライフラインが止まった職場に泊まることや徒歩で帰宅しなければならない状況を想定して中身を考えることができます。
我が家の実践編も後日ブログでご報告したいと思います。
やまざきひかる
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