2015年11月10日火曜日

今やろう!その⑨【災害情報サービスに登録しよう】


 9月に配布された冊子『東京防災』ですすめられている10の防災アクションについて、その⑨【災害情報サービスに登録しよう】です。

参照:『東京防災』128~129ページ

災害が起こった時に、離れた家族や親族の安否を確認するのに数日かかってしまうこともあります。また停電などで通常の時と同じように情報を収集できないということもあります。

安否確認に使うことができるものにNTTが提供する『災害伝言ダイヤル171』があります。
「いない」という語呂で覚えましょう。大きな災害が起こった時に開設される声の伝言板です。被災地の人は声でメッセージを録音し、安否を知りたい人はそのメッセージを聞くことができます。携帯電話・公衆電話・固定電話いずれからも利用できます。

家族全員が使い方を覚えておきましょう。(音声ガイダンスに沿って操作できます)

メッセージを録音するとき
(1) 「171」をダイヤルする。
(2) ガイダンスに従って「1」を押す。
(3) 自宅の電話番号を入力する。
(4)  ガイダンスに従って「1」→「#」を押す。
(5) 録音する(30秒までなので簡潔に)
(6) ガイダンスに従って「9」→「#」を押す。(終了)

メッセージを聞くとき
(1) 「171」をダイヤルする。
(2) ガイダンスに従って「2」を押す。
(3) メッセージを聞きたい方の自宅の電話番号を市外局番から入力する。
(4)  ガイダンスに従って「1」→「#」を押す。
(5) 再生が始まる。

暗証番号をあらかじめ決めておいて、暗証番号を使って録音・再生することもできます。
録音保存期間は48時間、1電話番号あたり10件まで録音できます。
毎月1日と15日が『体験日』になっています。次の体験日に家族みんなで練習してみましょう!

また携帯各社がテキストでメッセージを残し、確認することができる『災害用伝言板』を準備しています。ご自分の携帯電話で一度調べてみましょう。こちらも1日と15日が体験日に設定されていますので、練習しておきましょう!


停電でテレビがつかない・新聞が発行されないなどの理由で正確な情報が不足するということが考えられます。適切に行動するために、正確な情報収集を心がけたいですよね。
ラジオも活躍しますが、以下のようなサービスも活用できます。

・各自治体の防災ホームページ(例えば東京都大阪府)
・各自治体の防災マップ(例えば東京都三鷹市)
・スマートフォンのアプリ(例えばYahoo!防災速報ゆれくるコールなど)
・防災Twitterアカウント(例えば国土交通省:@MLIT_JAPAN・東京都:@tokyo_bousaiなど)

自治体の防災ホームページや防災マップはブックマークやお気に入りに入れておきましょう!
スマートフォンのアプリをインストールしておきましょう!
Twitterアカウントをフォローしておきましょう!

災害時の情報収集のために、今から備えられることを全部実行しましょう!

やまざきひかる

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