9月に配布された冊子『東京防災』ですすめられている10の防災アクションについて、その⑦【避難先を確認しよう】です。
参照:『東京防災』114~115ページ
皆さんは自分の住んでいる場所、働いている場所から近い避難場所を把握しておられますか?
知らないという方は、各自治体が『防災マップ』を準備してくれていますので今すぐにそれを確認しましょう!(例えば:三鷹市)
避難場所には①一時避難場所、②広域避難場所、③避難所があるのをご存知でしたか?まずはこの違いを理解しておきましょう。
【一時避難場所】
避難勧告や避難指示が出た場合、また災害が発生した時に一時的な避難所として指定されている場所のことです。各自・各家族で住民が集まって様子を見て、必要であれば「広域避難場所」へ移動する前の中継地点ということもできます。公園や学校のグラウンドなどが指定されることが多いです。
【広域避難場所】
大きな地震などによる火災が延焼拡大するなどして地域全体が危険になったときに避難する場所のことを指します。一時避難場所が危険になった際にこの広域避難場所に集団で避難します。大勢の命を守るのに必要な広い面積が必要ですので、大きな公園や団地・大学などが指定されることが多いです。
↑一時避難場所・広域避難場所のマーク
【避難所】(収容避難場所)
災害で家を失うなど、自宅で生活することができない人が一定期間生活するための施設のことです。学校の体育館や公民館などが指定されることが多いです。災害用備蓄倉庫を併設している場合も多いようです。
↑避難所のマーク
どうでしょうか?言葉やマークは似ていますが、それぞれに違いがあることが分かりました。
この違いを理解しておくと、家族で待ち合わせする場所やバラバラになってしまった時に探す場所などを事前に決めておくことができます。そんな家族会議については『今やろう!その⑧』で書く予定です。
家から一番近い避難場所・避難所はどこでしょう?
職場から一番近い避難場所・避難所はどこでしょう?
もう把握しましたか?
やまざきひかる
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