防災団体やろうよ!こどもぼうさい代表。 2015年の夏頃までは、防災が大の苦手でした。でも今は、全国で子ども向けの防災教室や、防災普及の講演活動を行なっています。2018年7月に全国公開した防災啓発ドキュメンタリー映画『いつか君の花明かりには』の共同監督。 日々の活動や楽しく備える方法などを不定期で更新していきます。よろしくお願いいたします。
2015年11月4日水曜日
本所防災館に行ってきました②
昨日のブログに続き、家族で墨田区にある本所防災館に行ったレポートです。
4つの体験のうち、最初は地震の体験でした。
小学生の子どもたちは震度6弱を、そして大人たちは震度7を体験しました。
部屋を模した体験スペースには中央に机があり、揺れが起きたらその下に潜って机の脚をしっかりとおさえ、揺れが収まったらキッチンの湯沸かし器の火を消してドアを開けるというものでした。
震度7の揺れは未経験ですがイメージはしていました。しかしその揺れは想像を超えていました。揺れが来ると分かって身構えていたにもかかわらず理想の体勢で机の下に潜ることができず、揺れている最中に体の向きを整えようと思っても自由に体を動かすことさえできませんでした。結局揺れが収まるまで変な体勢のままで耐えるしかなく、肋骨付近をつったり子どもたちに情けない体勢をあとでモノマネされたり、ちょっと不甲斐ない結果になりました。
でもこれは経験して本当に良かったと思います。恥ずかしながら、震度7の揺れがあそこまで何もできない状態になるなんて思っていませんでした。甘かったです…。また我が家のテーブルは、命を預けるにはとても心もとないんだということにも気づくことができました。子どもだけではなく、大人もぜひ体験しておくべきだと思います。私もまた行きます。次はもう少し安全な体勢で机の下に潜れるように、今からイメージトレーニングしておきたいと思います!
全員が体験した後にインストラクターの方が、「本当の地震の時にケガをしないように自分を守ってください。自分がケガをしなければその後にお子さんを助けることができます。子どもたちも、ケガをしなければ家族を助けることができます」と言っておられたのが印象に残っています。
続く消火体験、暴風雨体験、煙体験はまた後日のブログで。
帰り道には娘の防災テンションは過去最高になっていました(笑)
鉄は熱いうちに打てと言いますので、柔軟な心を持つ子どもが受け入れやすい気持ちのこの時に防災・減災について家族でいっぱい話したいと思います。昨日のブログと同じ結論になってしまいますが、子どもにとっても、災害が来たらこういう風に命を守ろうと普段から考えることが当たり前になったらいいなと思います。
やまざきひかる
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿