防災団体やろうよ!こどもぼうさい代表。 2015年の夏頃までは、防災が大の苦手でした。でも今は、全国で子ども向けの防災教室や、防災普及の講演活動を行なっています。2018年7月に全国公開した防災啓発ドキュメンタリー映画『いつか君の花明かりには』の共同監督。 日々の活動や楽しく備える方法などを不定期で更新していきます。よろしくお願いいたします。
2015年11月5日木曜日
【シチュエーション別・地震対策】④電車・地下鉄の中で
通勤・通学・お買い物・旅行など、電車に乗る機会は多くあります。
親子で一緒に乗ることもありますし、子どもが1人で乗ることもあるかもしれません。
電車は、大きな地震を感知すると自動的に緊急停車するようになっています。緊急停車の際には将棋倒しになってしまう危険もあります。
慌てずに、状況に応じて次のルールを実践しましょう。
①座っている場合は姿勢を低くして頭をカバンなどで守りましょう。
②立っている場合は手すりなどにしっかりつかまって転ばないようにしましょう。
③揺れが収まったら乗務員の指示に従いましょう。
④ドアを手動で開けて、勝手に線路に降りないようにしましょう。
韓国で地下鉄火災が発生した時に、何人かの乗客が濛々と立ち込める煙の中、静かに車内に座っている映像をご覧になったことがあるかもしれません。典型的な正常性バイアスと多数派同調性バイアスの表れだとも言われています。緊急避難的な難しい判断が求められる場合もあるかもしれません。いざという時に落ち着いて判断ができるよう、電車に乗ったら普段からのイメージを怠らないようにしましょう。子どもたちにも教えてあげてください。
また自分の判断で線路に降りると、下記の危険があることも覚えておきましょう。
・高圧の電線に触れてしまう恐れがある。
・全列車が停車しているかわからないので、電車にひかれてしまう恐れがある。
・再出発時に安全確認に時間がかかってしまう。
地下鉄では地上を走る電車とは異なった判断が求められることもあります。
数日前にとてもわかりやすいニュース記事がありました。参考になりますので、ぜひ読んでみてください。
『地下鉄で大地震 乗客が覚えておくべきこと』
やまざきひかる
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